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誰もが知るところであるマイケル・ジャクソンの死は特別にファンではなかった私にも衝撃を与えた。

6時15分頃にいつもの様につけたTVでマイケルが病院に運ばれたと中継されているのを「大げさだなぁ」と見ていたけれども、きっとそれより前に亡くなってた。

7時台には「HAS DIES」の字幕が目に飛び込んできて、副音声を日本語に切り替えた。

いつ正式発表があるのかと仕事に遅れて行きたかったけど、そうもいかず急いで出勤。ギリギリまで休憩室でTVを見てた。結局仕事中に覗いたwebで知った。

来月からツアー開始というこの時期にどれだけ悔しいだろう。追悼のPV特集やBBCの毎時のニュースを見ていても、まだ信じられない気持ちになる。

古い曲が未だに特集される凄さを感じ、「特別に好きでもなかった」から「なんだか凄い人なんだ」という認識だった最近。何曲かはPVを録画してあって何度も見た。その凄さはすぐに理解出来る程の天才ぶりで、機会を見つけてCDやDVDを集めたいと思っていた。

「最後の」と付くのは少し寂しかったけれども、再びステージに立つ日が来る素晴らしさをただ感じていたのに、無念。

スキャンダルには人並みにマイナス感情を抱いてきたと思うけれども、それでも彼の才能は、素晴らしさは色褪せることはなかった。だからこそ余計に輝いて見えた。

悲しいのは色々な彼の発言や、環境を考えると命よりも、きっと彼の心が救われてなかっただろうな、てこと。

売れた故の悲劇、ストレスだったと思う。売れなかったら食べていけなくて、それはそれで悲しい出来事になるのは間違いないけれども、売れたからこその悲劇が付きまとう人生だったのではないか。売れるから・お金になるからよってたかる人も居る。売れるからファンが居て、関係者も寄ってくる。心を許せる人は、少なくともファンではない。ファンの前ではファンのために気を張っている。

彼のためなら何でも出来そうな熱烈なファンが居ても、彼は寂しかっただろうし、心が休まらなかっただろう。心も体もボロボロだったのでは?

それを思うと悲しい。

誰だっていつかは死ぬし、謎を残した自殺でもないから、まだ残された者には理解の余地があってマシだったかもしれない。

それでも明日を生きるつもりでリハーサルしていた彼が今日生きていないことは悲しい事実に変わりない。

多くの人が成功を求めるのに、そこに行き着くと悲しい人生を送る破目になるなんて現実が実際にある。それってどうしたらよかったんだろう?どうやってストレスをやわらげてあげられたんだろう?「肩の力抜けよ」なんて誰かが言ったとしても簡単には出来ない。出来てたら苦しんでない。

ストレスを自分で解消出来たら良いんだろうけど、それもコントロール出来る範囲の限度ってもんがあるのかもしれない。

日本のTKさんだって、そんなところがある。

成功することを目指してる自分たちは無い物ねだりで間違ってるのかな?とも思う。

お別れにかえて、自分の幸せって、人の幸せって何か常に問うことを忘れずにいたい。少なくとも経済的に、名声もあって死ぬことが幸せではないみたい。結末がどうあっても幸せに死にたい。

ご冥福をお祈りします。
そして彼の家族に光を。
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