思い出。

思い出は、思い出でしかない。ワープして今に突然つながるわけではない。

今日、好きだった人に偶然会った。

今いる大切な人を飛び越えて思い出の続きを歩くことってあるのかな？って考えてた。

「彼の足元にも及ばない人を見つけてやる」

そう心に決めて、実際に自分の求める人に巡り会った。

どんなに強く惹かれる過去があっても、今は今でしかない。自分が選んだ未来を手放しで良かったと思うのは、綺麗な思い出と眩しい今があるから。

ひとつずつの出会いを重ねて、今日の私がいる。

今が一番幸せ。

今よりも幸せな毎日を過ごしたことがない。悲しい日が必ず来るけど、引き返すことが出来ない。したくない。

ツラいことがあっても、また頑張れる。

今をきちんと生きていける。

そういう視点

もし自分が芸能人なら？
もし社長なら？

好きな人からはどう見える？

この格好はどう？

この発言はどう思われる？ブスじゃない？損してない？


そういう視点を徐々に取り入れて進化してきた。

なりたいイメージを抱くこと、なりたくないイメージと自分の現実を認識することは、前進のための良い材料になると思う。途中までは。

大事な人を大事に。

大事にって言ってもなぁ…。気に入らないものを押し殺すことも出来ないし、今の時点で気の済む方向転換も思い付かない。

朝からムッとして別れて、このまま会えなくなれば後悔することは間違いない。そんな意地っぱりに良いとこなんて無いから、パッと忘れてしまえばいい。それが、出来ない。

どうすれば良いのかな？気に入らないことは言う。だけど笑顔で別れる。

出来るのかな？そんなこと。

大事にするって、結局なんなのかな？

このあと、どうしたらいいのかな。

日常の生き甲斐？

この、なんでもない日常から大切な人が消えたら、何を思って生きていけばいいんだろう？

現実は生活するために働いて、仲間と話をするのが支えなのかな？

手を取り合える関係をどこかに持ち続けて、最後までたどり着けるのが理想の人生なんだろう。

仲間。親。兄弟。大切な人。子供。

そうだね。

老人と呼ばれる時期まで一緒に過ごす予定の誰かを見つけることは至極当たり前で、とても大切なことだよね。友人たちが、いい人を見つけなさいと言う。

その未来と同じだけ、今を大切にしている。それもまた当たり前だと思う。たどり着いた今を投げ出すことはしない。

存在する今を噛み締めるほかない。