いいシルエットがいい。

向こう側の歩道を歩く少年に目が留まった。こっちは自転車だし、夕暮れだし、４つ車道を挟んでいて顔なんて見えない。ゲームか何かを覗き込んで下を向いて歩いていた。かっこいいかどうかも不明。でも、シルエットがいい。

街角でも一瞬で目に留まるのは全体が良い場合が多い。ファッションが判別出来る距離なら、判断材料はファッションとか髪型くらいなんだけど、遠いとこから目に留まるのはシルエット。体形も含め服と髪型の全体シルエット。

痩せている必要は無い。この場合、服がいい感じの形をしていたらいい。

まず気にするべきは全体のシルエットか。次に髪型と服の内容とバランス。次にメイク。

シルエットには土台の自分の体が大きく関わるから、やはり体を締めることは必要だけど今日をとりあえず過ごしてく中では服で表現されるシルエットと姿勢を重視すべきだろう。

いいシルエットは何となく目を引くわけで、それって顔を変えるとかダイエット成功するとかよりも、とにかく良い印象を１ポイントget出来る近道かも？

未来を信じてみようか？

英語の勉強をしてると言ったら、1日3～4時間、3ヶ月間英語の音を流しとけ～と言われた。

「3ヵ月後」てなんか信じられなくて、結局あんまり変わってない3ヵ月後を生きてることが多い。魔法の様に変わった3ヵ月後なんて有り得ないんだから、コツコツ積み重ねた毎日×90日で変化が見え始める自分を信じるしかない。そこには想定の範囲かどうかも含めて、なってみないとわからない世界がある。

明日を信じられなくて、つい色々しようとしてしまう自分と、そんなに多くのことをこなせない現実の自分が居る。結局、消化不良起こして悪循環の輪に入ることしばしば。

ここはひとつ騙されて英語オンリーの番組を常に流しておく。細かい勉強は捨ててみる。サボり癖がついては困るけど最低3ヶ月間はやってみる。

3ヵ月後の自分に賭けてみる。

結局、力が出せるのは積み重ねた後の話だから、「その時」にどうなるかはわからないけれど経験値を上げてくしか無いんだ。新しいインプットが無いと、今までに自分に無いアウトプットも出来ない。

今の自分に出来ないアウトプットが出来る日を信じて3ヶ月過ごしてみる。

「とりあえず」

とりあえずでも生きていけちゃうんだな～。気付けば「とりあえず」でその日その日をしのいできた感じがする。

「今日は疲れてるからとりあえずインスタントご飯」で一体何日過ごしてるかわからない。自分でお米をといだのはいつだった？

外食やコンビニ食で暮らしてないのに料理も大してしてない。

「とりあえず」でいけるんだな～。困ったことに。

「とりあえず」で獲得できるものは少ないというか、失うものが多い？？

「とりあえず」で取れるものは「年」か～。ぉぉぉ…。

気付いたらそのカテゴリ。

学生の時に美容師さんにどんなシャンプーを使っているか聞いたら、常時２～３種類シャンプー・コンディショナーを置いていると言われた。

業界に居ると自宅でもそんなマニアックなのか！？

と、大層驚いたのを覚えている。

置く場所が大変じゃないか？とか考えたのも覚えてる。

ところが、今のひとり暮らしの風呂場にはシャンプーとコンディショナーが３種ずつある。トリートメントも２種類ある。

気付けば自分もそのカテゴリに居て、物凄く驚いた。なんなんだ！？

自然な流れでそうなった。

・適当モードの日用
・髪を健康にしたい日用
・きちんと保湿の綺麗髪にしたい日用

適当モードの日にきちんと用を使いたくなかったのが始まりだった。

多分、これからもっともっと「気付けばそこに居た！」になってしまうんだと思う。なんか、気を引き締めていこうと思った。

健全じゃないのか後ろ向きというか。

一周忌を迎えたらしい。歌手である彼女の死は大きなショックをもたらした。

いつもそばにあり、遠くにあり、かなり当たり前の存在だったから驚きつつ、信じがたく、何度も頭の中で記事に書かれている事を描いてみた。

その後、テレビなんかで度々、曲を聴くけれど、自分が持っている音源には何ひとつ手をつけてない。追悼番組なんてもってのほかで見る気になれない。

向き合えてないのかな～。健全じゃないよなぁ。

「あぁもう居ないんだね。」て思う事が嫌で絵空事のように時々「言葉」だけで再確認することはある。心で感じたくない。後ろ向きとも言うのか。


だけど、もう居ないんだね。戻って来ないね。