2011年の目標は遅刻しない。

あぁ、なんて低レベルな誓いであろうか。

またしても美容室の予約に遅刻。毎回である。わかっているのに何故出来ない？

地味に地道に間に合う自分になるしかない。

時間に間に合っていても、自分のボーダーラインはいつも超えている。

間に合わない自分はセルフイメージを下げ続ける。

「今日も間に合った！」それを繰り返す2011年を始める。

頭の底から

心の底から、頭の底から思わないと駄目だな。

初めて浮かんだ台詞。

「金銭面で自立したい。」

独り暮らしこそしてるけど、親に化粧品や食糧を送ってもらったりしてスネかじりだ。

地味にコツコツ。そんな言葉が自分に少し近付いた。

今までも知ってたけど、色々な無駄を経てやっとわかってきた。

欲張ってはいけない。

仮の話だけど「両方好き！」が自分の中で成立したとしても、世の中では、一般的には相手の人はそれを許してくれないでしょう。

そこで何かが壊れる時に自分は後悔しないのか？するする！！

だから欲張ってはいけない。

大切なものは何か、よく目をこらしてみる。

やっぱ真面目がいい。

私は何か壊して、何かを失ったかもしれない。

自分は誰かと付き合っているのに、それ以前から自分に好意を寄せる人と気軽に飲みに行った。付き合ってる人が居ることを告げたけど、結局、2人で会ってる事実の方が強いことを痛感した。相手の人は私の手を握ってきた。

結果、自己嫌悪。その気も無いのに会う事自体が駄目なのである。ひどく反省モード。神様と自分は知ってる訳だ。

バレなければ、自分が罪悪感を感じなければ、遊んでもいいと思ってきた。

だけどさ、バレない自信はあっても、「罪悪感を感じないか？」については考えてなかった。罪悪感というか、違和感を感じる。「自分が仲良くしていたいのは、この人じゃないな」って感じながらに、時間を過ごすのは自分に嘘をついていて変だ。

自分が過ごしたいと思って、遊んで、何かが壊れた時に後悔しないか？その視点が抜けていた。後悔するよ。

壊したくない物は何か？それは常に自分に問い続ける必要がありそうだ。

そして、自分が本当に一緒に居たいかどうか？そこも正直に居るべきだ。ご飯に釣られてる場合じゃない。

大事なものは他にある。確かにある。

真面目で居るより遊べる方が自由でいいと思ってきたけど、きっと無いものねだり。自分が守りたいものを守れて、遊びたいだけ遊べるなんて都合の良い話はない。それで何とも思わない自分も存在しなかった。

大事な人が居ても、あの人もこの人も気になるけど、気になるだけだ。気にするな。

やっぱり真面目がいいんだ。

見送ることしかできない。

大切な人がこの世を去った時、その人生を見送ることしかできない。

二度と会わない。かなわない。

残った私に出来ることと言えば、記憶とともに生きていくこと。その人たちの年を生きて、その人たちの人生を思うこと。

生きていこうと思った。しわが出来ても、背筋伸ばしたオバサンになろうと思った。

今、この瞬間出来ることは現実に生きてる大切な人たちに恥じない様、今の私、今の年齢で出来ることを精一杯やることだ。

見送られたい人で居よう。いつか見送ろう。