顔の造りが良いこと。

とても羨ましいこと。

見た目が良いだけで、注目してもらえる。そうでない人よりもひとつ得をしてると思う。

だけど、比べてお得だろうが損だろうが、それぞれのステージで最大限努力することがポイントなんだ。

魂だけが今の私と同じで、もしも造りの良い顔の子に生まれていたら、私は多分あぐらをかいていたと思う。

売れ続けている芸能人が何故すごいのか？顔も良いし、スタイルも生まれつき良いけれど、それを更に磨く努力をしているし、人間を磨く努力もしてる。凡人が追いつける訳が無い。だけど、それをしなかったとしたら例えば女優さんでも見かけなくなる日が来る訳だ。

私は皆で写ってる写真の中でも目立ってかわいくない顔の造りだと冷静に思った。だからこそ、服や髪型やメイクを気にする今日このごろ。表情も大切だから、考え方まで日々鍛えて、笑顔で居るよう心がけている。それってトップ女優さんと同じことをしていることになるのかも。同じことをしてもトップ女優になる日は来ないけど、私の毎日は確実に良くなる。私は私のステージで最大限努力ってやつだ。

比べるとお話にならないけど、比べなくて結果だけ見た場合は素晴らしい結果が残ると思う。

だから、顔の造りが良い人を羨んでも、自分と比べない。

「大人になったね。」

冗談じゃない。それは誉め言葉なの？

変わらないダメさの同僚に怒らなくなったのは諦めもあるけれど、何よりも考え方を努力して変えてきたから。

時が流れて心が少し大人になったからという見方は当然だけど、ただ時間が流れただけでここまでにはなれない。

怒っても改善しないどころか、改悪である場合すらあることに気付いても、怒りなんて自然にこみ上げるものだ。そこを自然のままにするのは知恵が無さ過ぎるじゃないか。

いつまでも変わらない自分で居ることも、変わり続けることも自由だけど、今に不満があるのに変わらないのなら不満をもらす人生が今後も続くだけだ。

私は変わり続ける方を選ぶ。

30代目前。

ここからは、修正も一時停止もきかない下り坂。

いかに教養ほかを吸収して坂の途中でジャンプするか。

気付いたらただのオバサンだったなんてことがない様に、幸せな人になることを意識して進もう。

色褪せた記憶。

今日、近藤さんを見た。実は言葉も交わした。もちろん仕事の用件。ドキドキもなく終わる。

もう、ちょっと前から彼の姿をキャッチするアンテナの感度が悪い。いつ来たかいつ帰ったか知らない時もある。

今日は帰るのを見かけたけれど、前だけを向いてこちらに目もくれない彼の姿は、どこか遠い国の人の様だった。

あんなにときめいた事なんて嘘みたいで、とても素敵だった姿も、振る舞いも忘れていないし、素敵に違いないけれど、色褪せて見えた。

人の気はかわるものだ。

「つもり」で生きてくんだ。

老人になるまで生きてく「つもり」で毎日を生きてくしかないんだね。

人はいつ死ぬかわからない。近頃は病気や天災、事故に加えて殺人で…という耳を塞ぎたくなる事実が転がってる。殺人のニュースが日にいくつも放送されるけど、その人の人生はただのひとつしか無い。人生を奪わないで欲しい。欲しかった。

路上で刺されて20代の方が亡くなった。

多分、明日も仕事に行くつもりで、ブログに夢なんて書いてたかもしれない。なんてことをしてくれたんだろうと思う。

「明日死ぬかもしれない」と思って今日を必死に生きる場合と、「明日死ぬかもしれない」なら楽に過ごそうと思う場合とあると思うんだけど、私は楽な方に逃げそうな気がする。

それならば明日も生きてる予定で、死ぬ日まで幸せを多く感じられるように日々努力して生きていくしかないな、て。「努力」て明日を前提にしてる。大体、努力の結果は即実感出来るものではないから、まだ見ぬ未来を信じてするものだ。

ただ信じて毎日を、今をコツコツと生きるしかない。